栄養管理科では、おいしく、安全で、患者様の年齢、病状に合わせたお食事の提供を行っています。また、栄養状態を評価し、栄養状態の保持又は改善に努め、病気の治療や予防、健康回復に繋がるように、患者さまの個々の状態に合わせながら栄養相談を行っています。
管理栄養士 6名
入院時に病棟担当管理栄養士がベッドサイドにお伺いし、個々の病態に応じた食事内容や特別な治療食(糖尿病食や腎臓病食、心臓病食など)の説明を行います。
病状や治療により食欲不振や低栄養状態などで食事について相談が必要な患者さまには、担当医師、看護師と連携を図り、患者さまの嗜好や食べられそうなものを聞き取りながら対応をし、経口摂取量や栄養状態の改善に努めています。
~患者さまへ~
見直そう食生活!!
HbA1cが下がらない・血圧が高い・体重を減らしたいなどの悩みをお持ちの方、管理栄養士と一緒に考えてみませんか?
また、がん治療中で食欲がない・体重が減って困っているなどの栄養相談も可能です。
・ 不安なことがたくさん日々あり相談できる所がひとつでも多くあると助かります。
・ 丁寧で親身になって質問にも快く聞いてくれてありがたいです。
・ 患者の立場に立った指導で満足しました。
当科では、入院・外来患者さまの個人栄養相談の他、糖尿病教室などの集団栄養相談を行っています。糖尿病・脂質異常症・肝臓病・腎臓病・肥満・術前術後の食事・妊娠高血圧症候群・食物アレルギー・貧血などの食事療法や、妊娠期の食事・食欲不振、嚥下障害などに対するアドバイスを行います。その他、特定保健指導にも携わっています。
申し込み方法は、予約制になっていますので、主治医へご相談ください。
対象疾患:糖尿病・脂質異常症・高血圧症・慢性腎臓病・肝臓病・脂肪肝・貧血・低栄養・がん など
実施日 :月曜日~金曜日(祝祭日を除く) 午前9時~午後4時まで
場所 :2階・3階栄養相談室 など
※申し込み方法:予約制のため主治医にご相談ください
・糖尿病教室(月1回実施)
実施日、場所、内容については、病院ホームページや院内掲示等にてご確認下さい。
入院患者さまの栄養相談を行っています。栄養相談室やベッドサイドで実施しています。
がん患者さまの栄養相談を行っています。
入院中のほか、外来での治療の際には化学療法室で実施しています。
血液透析室のベットサイドで栄養相談を実施しています。
NSTとは、Nutrition Support Team(ニュートリション サポート チーム)の略で、栄養サポートチームのことです。
医師、看護師、管理栄養士、薬剤師などの多職種から構成されたチームを作り、病棟ごとにチームにわかれて活動しています。活動内容は、低栄養状態と思われる患者さまに適切な栄養療法や栄養管理が行われているか、それぞれ専門職の立場から問題点などを抽出し、栄養状態改善に向けて回診やカンファレンスを行い、患者さまに適した栄養管理の実施をサポートしています。
痛みへの専門的な対処、気持ちのつらさを和らげる治療やケアを行うチームの一員をとして、カンファレンスへ参加、食事や栄養面のサポート(患者さまの栄養評価・入院時や在宅の食事や栄養のアドバイス・栄養補補助食品等の紹介)を行っています。
入院中は医師の指示のもと、病態や患者さまの食形態等に合わせた食事を提供しています。季節を感じられるように行事食を毎月行い、一般食の方には週3日(朝・夕)選択食を実施しています。(食物アレルギーをお持ちの方は対象外となります。)
化学療法や放射線治療等で食思不振により食事摂取量の低下が続いている患者さまを対象に、ラーメン、牛丼などのリクエストの多かったメニューを取り揃えた「ほほえみ食」や「すまいる食」を提供しています。
2020年7月より全面リニューアルしました。
当院では、出産後の方に、厨房スタッフと一丸になり、心を込めてお祝いの食事を提供しています。
見た目の華やかさ、美味しさ、栄養にもこだわった心身に優しい食事をお召し上がりください。(※スープやデザートの内容を一部変更しています。)
院内レストラン“あびよん”にて、当院の管理栄養士とレストランあびよんのスタッフが塩分制限の栄養指導の一環として、「減塩ヘルシー食」を考案しました。言葉だけではわかりにくかった方、普段塩分を控えているが自分の味付けに自信のない方等、この機会にぜひ「減塩ヘルシー食」を食べてみてはいかがでしょうか。減塩かつエネルギーも控えていますので、糖尿病の方や減量の目的にも沿ったメニューとなっています。
「美味しいヘルシーいぶりメニュー」の登録も行っており、地域の皆さまにも召し上がって頂ける食事となっています。(個数限定)