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王子総合病院

放射線技術科

私たちは、主に放射線を使用した検査・治療を担当しております。
平常業務以外にも夜間・休日の緊急検査に対応できるように当直体制で24時間備えています。

スタッフ

診療放射線技師 20名
受付事務・アシスタント 2名

検査を受ける際の注意事項

注意事項について不明な点がありましたら、担当者にご気軽に質問してください。
代表的なものを以下に説明いたします。

妊娠について

放射線技術科での検査では、MRIを除いてX線や放射性同位元素を用いた検査を行いますので、妊娠の可能性のある方は事前に申し出てください。

造影剤について

X線にうつる薬(造影剤)を使用して検査・治療を行うことがありますが、まれに吐き気・かゆみ・湿疹といった副作用の出る方がいます。以前に造影剤を使用して前述の副作用が出た経験のある方はあらかじめ申し出てください。

着替えについて

金属類やボタン・下着のプラスチック類などは撮影の妨げになりますので写真を撮影する際、検査着に着替えていただくことがありますのでご協力お願いします。詳しくは担当者にお尋ね下さい。

貴重品の扱い

更衣室または検査室には荷物置き場がありますので貴重品は持ち込んでください。さらに、更衣室にはかぎがありますので、必ずかぎをかけてください。

予約時間について

あらかじめ予約時間が決まっている場合でも、緊急の検査が入る場合もあり、予約時間が遅れる場合があります。

MRI

ペースメーカーをお使いの方や、体内に脳動脈クリップ、人工関節などの金属がある方は検査が出来ない場合があります。事前に問診票にて確認させていただきます。
また閉所恐怖症など狭い場所が苦手な方は申し出てください。
MRIでは以下のような物は検査室には持ち込めません。
金属類(時計、指輪、入れ歯、ヘアピン、ネックレス、イヤリング)
磁気を帯びたもの(キャッシュカード等、ピップエレキバン、スマートフォン、携帯電話)
入れ歯・メガネ・時計・ヘヤピン・カイロ・湿布等は外しておいて下さい。

RI

検査によっては注射後、撮影まで時間が空く検査もあります。

業務内容

  • 一般撮影、透視
  • 乳房撮影(マンモグラフィ)
  • 骨密度測定検査
  • パノラマ撮影(歯・上下顎)
  • CT(コンピューター断層撮影)
  • 血管造影(AG)
  • 血管造影(AG)
  • 結石破砕装置(ESWL)
  • MRI(磁気共鳴画像検査)
  • RI(核医学検査)
  • PETCT(陽電子放射断層撮影)
  • 放射線治療

【一般撮影】 場所:1階

いわゆる「レントゲン写真」のことで、最も簡単に行える画像検査です。咳や腹痛の原因を探すための胸・腹部写真や、骨折していないか調べる骨の写真など目的に応じて様々な部位を撮影しています。レントゲン写真を撮る部屋は3室あり、その他に移動式の撮影装置もあり手術室・病室での撮影ができます。

一般撮影 一般撮影

【マンモグラフィ】 場所:1階

マンモグラフィは乳房のX線撮影のことで、専用の撮影装置で細かな石灰化や腫瘍(しこり)を写し出すことができます。乳房全体を写し出すために、片方の乳房に対して複数方向(MLO:内外斜位方向とCC:頭尾方向)から圧迫し撮影を行います。乳房を圧排し平坦にすることで病変をより鮮明に映し出すことができ、被曝線量も少なくすることができます。当院では女性技師のみで対応しています。

マンモグラフィ

【骨密度測定】

骨密度検査では、骨を構成するカルシウムなどの量を測定して骨の強度を調べるという検査で、骨粗鬆症の指標となる代表的な検査となります。当院では、放射線を用いて腰椎および大腿骨頸部の骨密度の測定を行います。また検査後はすぐ解析を行い、骨密度の測定結果をお渡ししています。

骨密度測定

【透視】 場所:1階

透視検査室では、消化管検査・肝胆道系検査・泌尿器系検査・気管支鏡検査などが行われます。X線透視像を観察しながら、造影剤を用いたり、カテーテルを体内に挿入・操作しながら体内の情報を得る検査です。この透視室は4室あります。

透視 透視

【CT】 場所:1階・地下

全身のあらゆる部位が検査対象で短時間にて断層像が撮影できます。また静脈から造影剤を注射し撮影することで病変のより詳細な情報を得ることができます。また心臓の冠動脈や脳血管を造影撮影することで目的の血管を3D表示できる画像処理システムも設置しています。1階に2台と地下に1台の計3台で検査を行っています。

CT CT

【AG】 場所:1階

細い管(カテーテル)を目的の血管まで挿入して造影剤を注入し、X線を使って血液の流れを撮影します。循環器疾患(狭心症・心筋梗塞など)に対しては心臓カテーテル検査およびカテーテル治療(PCI)を行っています。また頭部・腹部の造影診断、脳動脈瘤や腹部悪性腫瘍に対する塞栓術などの治療も行っています。当院には心臓の専用装置と全身用装置の2台があります。

AG AG
AG AG

【ESWL(結石破砕装置室)】 場所:1階

体外から衝撃波をあて腎・尿路結石等を砕き、排出する治療をします。

【MRI(磁気共鳴画像検査室)】 場所:地下

MRIは、磁気共鳴画像法(Magnetic Resonance Imaging)を略して呼ばれています。MRI検査は、放射線を使いませんので被ばくの心配はありません。その代わりに大きな磁石と電波を使って体の内部情報を画像化しています。1回の検査の中で何種類もの画像を撮影します。撮影の際は、ベッド(検査台)に寝た状態で、磁石の埋め込まれた狭い筒の中に入ります。検査部位や目的によって、検査の時間は異なります。MRI検査では様々な病変を発見することができますますが、特に脳や脳血管、子宮等の骨盤腔、脊椎、四肢などの部位に関しては、高い検査能力を持っています。
当院では地下にある1.5テスラのMRI2台であらゆる部位の検査に対応しています。

MRI(磁気共鳴画像検査室) MRI(磁気共鳴画像検査室)

【RI(核医学検査室)】 場所:地下

放射性同位元素を含む薬品(微量のガンマ線を放出する)を注射し、特定の臓器又は組織に取り込まれた薬品をガンマカメラ(SPECT装置)という装置で捕らえ、コンピューター処理をすることにより画像を作成します。目的に応じた放射性同位元素を含んだ薬品で骨、脳、甲状腺、肺、心臓、肝臓、腎臓などの状態(機能)を調べることができます。

RI(核医学検査室) RI(核医学検査室)

【PET検査室】 場所:地下

主にがんの進行程度・転移・再発の有無を一度の検査で全身診ることができる検査です。PET-CT装置は核医学検査の一種で放射性検査薬品を注射し臓器に集積し放出される放射線をカメラで受け止め画像化する装置とCT検査を同時に行い、2つの画像を重ね合わせることで診断能を向上させることが出来ます。

PET検査室 PET検査室

【放射線治療室】 場所:地下

放射線を使って、悪性あるいは良性の腫瘍などの治療をします。放射線治療装置リニアック(直線型加速装置)を使用し、高エネルギーX線や電子線を患部に照射します。放射線治療に付随する治療計画装置、治療用CT装置をそろえて精度の高い放射線治療を目指しています。

診療部・各部門