王子総合病院では、2019年10月より手術支援ロボット「ダ・ヴィンチX」を用いたロボット支援下手術を開始しています。導入当初は、泌尿器科疾患である前立腺がんの患者さんにだけ、このロボット支援下手術を行っていましたが、翌年からは、産婦人科、外科も加わり各領域の多数疾患に対しても行なうようになりました。
(シーメンス製 TruePoint Biographt16)
PET-CT(CT組み合わせ型陽電子放射断層撮影装置)
主にがんの進行程度・転移・再発の有無を一度の検査で全身を診ることができる検査です。PET-CT装置は核医学検査の一種で放射性検査薬品を注射し臓器に集積し放出される放射線をカメラで受け止め画像化する装置とCT検査を同時に行うことにより2つの画像を重ね合わせることで診断能を向上させることが出来ます。
(フィリップス製 Ingenia 1.5T)
MRI(磁気共鳴画像診断装置)
磁石の中で身体から精緻な組織密度情報を任意の断面で得られ病変が検出できる。脳、脊髄、各種関節疾患。造影なしに血流、胆管、膵管、尿路情報も得られる。
(フィリップス製 Azurion7 B12)
心血管造影装置
おもに心機能評価をする心カテ検査。とくに心筋への栄養血管である冠動脈をX線映画法(デジタルシネ)の動画像で造影診断し、必要により直ちに血栓溶解や拡張術(PTCA、ステント留置) 治療への応用に用いる。
(フィリップス製 Azurion7 M20)
頭部・腹部血管造影装置
おもに脳血管や腹腔動脈などの造影診断と急性期脳梗塞の血栓溶解あるいは脳動脈瘤の塞栓術や肝癌の腫瘍栄養血管塞栓術(TAE)などの治療と評価に用いる。
(Canon製 Aquilion one )
CT(コンピューテッド・トモグラフィー)
世界で唯一の160mmエリアディテクターを搭載したAquilion ONEシリーズ。寝台を移動さることなく一つの臓器のボリュームデータを収集可能です。画質向上と検査時間短縮、被ばく低減など多くの臨床的有用性が創出されます
(Canon製 Aquilion PRIME )
CT(コンピューテッド・トモグラフィー)
人体組成の濃度差を大きく出せるためX線写真でわからない異常や病変が検出できる。出血の有無など脳血管障害、肺や大動脈疾患、腹部・骨盤腔臓器疾患などの診断や造影による質的診断に用いる。
(バリアンメディカルシステムズ製 Clinac-iX)
リニアック(高エネルギー放射線治療装置)
放射線に感受性が高い組織の癌や悪性腫瘍、その転移病巣の放射線治療に用いる。
(SEMENS製 SOMTOM go.Open Pro)
CTシミュレーター
通常のCT画像診断のほか、放射線治療計画に必要な正確な照射位置決め情報の取得に用いる。
(SEMENS製 Symbia Evo Excel)
ガンマカメラ(核医学診断装置)
ラジオアイソトープを標識に臓器や組織への集積を追跡し、ガンマー線を収集した画像で代謝異常や病変の有無、機能を評価して診断をする。脳血流、甲状腺、心筋、全身骨、腫瘍疾患の検出など。
(富士フィルムメディカル製 AMULET Innovality)
マンモグラフィー(乳房X線撮影装置)
乳がんの早期発見のたに乳房をX線撮影するする装置です。乳房を強く圧迫し所定の厚みになったところで撮影し通常左右それぞれ方向を変え2枚ずつ撮影します。
HOLOGIC HORIZON Ci
放射線を腰椎及び大腿骨に照射することで、骨密度を測定する装置です。
(ストルツ製 SLX-F2-MX1000)
ESWL(体外衝撃波結石破砕装置)
腎や尿路に生じた結石を体外に排出するため、身体の外から衝撃波をあてて砕く治療に用いる。
(フィリップス社製 iE33、東芝社製SSA-700A)
アロカ製SSD-6500など院内に15台)
超音波診断装置
超音波の音を利用して体内の臓器に異常がないかを診断する。心蔵、腹部臓器(肝臓・胆のう・すい臓など)、甲状腺、乳腺、泌尿器臓器、婦人科臓器、消化管、血管などの疾患に有用。
(GE横河メディカル製 CASE Advanced)
心臓運動負荷試験装置
心電図を観察しながらトレッドミルで運動をして心臓に負荷をかけ異常波形が検出されないか調べる装置。狭心症の診断に有用。
日機装社製 DCS-100NX
人工透析装置
腎機能が著しく低下する慢性腎不全患者さんの血液を浄化するために用いる。